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介護保険対象外の便利グッズ

閃いたお年寄り 高齢者の生活に役立つ情報

 在宅で介護をしていると、ふとしたときに「こんなグッズがあったらいいのに…」「こんなとき、もっと簡単に介護できないだろうか?」と思う瞬間があるはずです。

 いざ在宅介護をスタートしてから、「用意しておけばよかった!」ということもあるでしょう。介護では、想像以上にさまざまな用品が入り用となるものです。

 介護保険対象の福祉用具は担当のケアマネさんにご相談して頂くとして、本記事では、介護保険適用外の物の中から、特に介護をラクにするおすすめのグッズをご紹介いたしますので、賢く、手軽に、便利グッズを活用しましょう。

ケアマネがおすすめする介護保険対象外の便利グッズ

食事編|介護用おすすめ便利グッズ

 食事は人が生きていくのに欠かせないものです。体へのエネルギーとなるのはもちろん、精神面においても大きな役割を持ちます。1日の中でも「食事の時間が楽しみ」という要介護者は多いのではないでしょうか。そんな食事の場をよりよい時間とするために、おすすめの便利グッズを見ていきましょう。

介護用食事エプロン

 年を重ねると、口周りの筋肉も衰えてきてしまい、食べこぼしが増えてきます。衣類の汚れを気にせず食事を楽しめるよう、介護用食事エプロンがあるとよいでしょう。なるべく広範囲を覆える大判なものがおすすめです。キャッチポケット付きのものなら、食べ物が下に落ちるのも防ぐことができ、掃除も簡単に済ませられます。 また、防水性のものが望ましいです。首元の合わせ部分がボタンだと装着がしづらいので、マジックテープタイプのものを選びましょう

※介護用食事エプロンは、介護保険対象外です。

吸い飲み

吸い飲みとは、ベッドや布団に寝たままでも水が飲める容器です。 横になった状態でも、水をこぼさずに飲むことができます。ストロー型のもの、流動食に適したものなど形もさまざまなので、要介護者の状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。100円ショップなどでは、ペットボトルに直接装着できる「ストローキャップ」も購入できます。ストローキャップも使い勝手がよく、おすすめですよ。 

※吸い飲みは、介護保険対象外です。

スポンジハンドル

スポンジハンドルとは、食事に留まらず、歯磨きや文字書きなど手指を使った動作を、ラクにおこなうためのアイテムです。スプーンやフォークといったカトラリー、歯ブラシ、ペンなどの柄の部分を差し込み、持ちやすくします。滑りにくく、また手で握る部分が太くなるので、握力の弱い方や物を握りにくい方、細かな指の動きが苦手な方に適したグッズです。

サイズもさまざまなので、カトラリーや歯ブラシなど差し込むものに合わせて数種類持っておくとよいでしょう。

※スポンジハンドルは、介護保険対象外です。

お風呂編|介護用おすすめ便利グッズ

お風呂は、体の汚れを取り除き、心身を健やかに保つのに一役買います。1日の疲れを癒す場でもありますが、転倒のリスクも高く、介護する側には身体的負担も多く、容易ではありません。入浴を安全に行うための便利グッズをご紹介します。

すべり止めマット

 浴槽の中にしき、立ち上がる時のすべり止めおよび入浴時の着座姿勢を安定させ、臀部(おしり)が前方にずれるのを防ぐ目的で使用します。特に麻痺がある方の場合には、患部の足が浮きやすいので入浴姿勢を安定させることによって、入浴時の不安を解消することができるようになります。

 立ち座りの時のすべり止めだけでなく、入浴姿勢を安定させおしりがずれて足が浮かないように、滑り止めマットは大きめの物を選ぶと良いでしょう。すべり止めマットにも、吸盤式据置式があります。

入浴介助エプロン

 入浴介助の際に介護者が着用するエプロンも、用意しておきましょう。 入浴介助エプロンは、濡れても大丈夫なように、防水・撥水に優れた素材になっているものが一般的です。 入浴介助の際、衣類が濡れたり汚れたりするのを気にせずに介助できます。 

上半身から下半身まですっぽりと覆うもの、下半身だけのものなど形状はさまざまですが、丈の長いものを選ぶと衣類の濡れをより防げるので、おすすめです。 

※入浴介助エプロンは、介護保険対象外です。

寝室編|介護用おすすめ便利グッズ

介護が必要な方の場合、寝室で過ごす時間も長くなりがちです。要介護者が心地よいと思える居住空間をつくり、介護者の負担を軽減させるグッズは数多くあります。

寝室での使用に適した便利グッズを見てみましょう。

介護用防水シーツ

防水シーツを使用することにより、寝汗・失禁・おねしょ・粗相などをかなりの確率で防いでくれ、常に清潔なお布団を保てます。完全防水のシーツ、腰やお尻周りを覆える防水シーツ、天然素材の防水シーツ、使い捨ての防水シーツがあります。また、サイズも全面タイプ、部分タイプ、ボックスタイプがります。

※介護用防水シーツは、介護保険対象外です。

ベッド用テーブル

ベッド用テーブルは、その名のとおり、ベッド上で食事をする際、文字を書く際などに使用します。 幅はさまざまあり、高さは調整できるものが多いです。 

片側部分のみに脚がありベッド横に置くタイプのもの、両サイドに脚がありベッドの両端にわたすものなどがあります。

ベッドだけでなく、ソファなどで使用するのもおすすめです。 

※ベッド用テーブルは、介護保険対象外です。

スライディングシート

 スライディングシートとは、要介護者の体を移動・移乗させるためのシートです。 滑りのよい素材でできており、過度な力を必要とせず移動介助をおこなえます。 

ベッドや布団と要介護者との間に敷き込み、使用しましょう。 寝返りなど体位変換時の摩擦を軽減するため、床ずれ予防にもなります。 

※スライディングシートは、介護保険対象外です。

そのほか日常編|介護用おすすめ便利グッズ

ここまでにご紹介してきた以外にも、日常のあらゆる場面で介護をラクにする便利グッズが多々あります。

普段の生活において介護を手助けしてくれるグッズのおすすめを見ていきます。

呼び出しブザー

呼び出しブザーは、家の中の離れた場所から家族を呼ぶ際などに使用します。

 ボタンを押すだけでブザーが鳴り、離れた場所からでもすぐに駆けつけられるアイテムです。 ワイヤレス防水タイプなどさまざまなものがあります。

 要介護者が使用するものなので、操作は分かりやすくシンプルなものを選びましょう。 

※呼び出しブザーは、介護保険の対象外です。

お薬カレンダー

お薬カレンダーは、処方薬を決められた時間に決められた分量服用するよう管理できる、収納用品です。 薬の飲み忘れを防いでくれます。 

1か月分(日ごと)のカレンダーや、1週間分を1日ごとに朝・昼・夜・就寝前と区切れるカレンダーなどさまざまなタイプがありますが、細かく分類できるものがおすすめです。 

寝室や食事をする場所にて使用することで、効力を発揮してくれます。 

※お薬カレンダーは、介護保険の対象外です。

温度計・湿度計(温湿度計)

室内での熱中症を防止するため、目につきやすい場所に温湿度計を備え付けることが大切です。デジタル表示で画面が大きく見やすい物が良いでしょう。また、高齢者や障害者のために開発された音声見守り機能(一定の温度・湿度に達すると音声で注意を促す)がある商品もおすすめです。

介護用アイテムとして代用できる日用品

ご紹介してきたグッズは主に「介護用品」として販売されているものですが、実は既にご家庭内にあるものの中でも、介護用アイテムとして代用できる日用品があります。

少しの工夫で介護をラクにするアイテムを見てみましょう。

フレンチボトル

フレンチボトルとは、ドレッシングやケチャップなどを入れる容器です。 オムツ交換時や入浴時などに、陰部・臀部を洗浄するためのシャワーボトルの代用品として使用できます。 

フレンチボトルは100円ショップなどで安く購入できるので、チェックしてみてくださいね。

マッシャーやキッチンばさみ

コロッケやポテトサラダなどを作る際に使用するマッシャーは、介護食づくりにも大変役に立ちます。 

固形物をつぶし、食べやすい形状にできるので、噛む力が弱くなってきた方におすすめです。 

キッチンばさみも、介護食づくりに重宝します。 麺類など食べづらいものを細かく刻み、食べやすくするのに最適です。

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